不育症の治療期間はどのくらいですか?

不育症の治療期間はどのくらいですか?

不育症と診断された場合、どのくらいの期間で症状が改善され、次の妊娠が可能になりますか?

 

回答

不育症の原因は多岐にわたりますので、治療にかかる時間も異なります。わかる範囲で治療期間の目安をお答えします。

 

染色体異常の場合

染色体の異常が指摘されたら、まずは遺伝相談を受けましょう。染色体異常を指摘されても、流産率を理解した上で次の妊娠に臨みましょう。2~3年で改善する方も少なくありません。

 

子宮奇形の場合

子宮奇形の手術を受けた方は、約3ヶ月から半年後に妊娠が可能です。

 

抗リン脂質抗体症候群の場合

抗リン脂質抗体症候群の場合は、服用する薬剤の種類によって治療のスケジュールが変わります。
低容量のアスピリンなどの薬物療法を開始して、約6ヶ月で妊娠が確認されるケースも多いです。しかも妊娠経過が順調である方が多くみられます。

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