不育症の検査、治療 染色体異常

不育症の検査、治療 染色体異常

検査

夫婦の染色体検査を行います。
20mlの採血をします。検査の結果が出るまでは1ヶ月ほどかかります。

 

遺伝相談を受ける

残念ながら、染色体異常が原因の流産に対して、根本的な治療法はありません。しかし、望みはあります。
不育症のカップルにこれらの染色体異常が発見された場合は、将来の妊娠における流産率、妊娠の維持に成功する率などを説明されます。これを遺伝相談と言います。
妊娠の度に原因不明の流産におびえるよりは、検査を行なって異常ありと診断されても、遺伝相談を受けてその確率を知りながら過ごすほうが、心理的な負担は軽減されます。

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